« フラッシュメモリの書き換え | メイン | 帯域制限 »
2006年03月16日
Armadillo-9 VS 玄箱(KURO-BOX)
FTPの転送速度とCPUの処理能力のベンチマークを計りました。
ただ計るだけでは面白くないので、対戦相手にイーサネットもCPUも同格の玄箱を用意しました。(戦う相手が違うけど)
玄箱はArmadillo-9の購入以前からDebian化などして遊んでたが、今ではただのNASに成り下がってます。
幅3倍 側面1.7倍位です。


スペック
| マシーン | Armadillo-9 | 玄箱 | クライアントPC |
| CPU(Hz) | ARM (200MHz) | PPC (200MHz) | P4 (3GHz) |
| メモリ | 64MB | 64MB | 512MB |
| イーサネット | 100BASE-TX | 100BASE-TX | 1000BASE-T |
| OS | Debian GNU/Linux sarge | デフォルトLinux | Windows2000,VineLinux |
| HDD | Microdrive 3600rpm CF | Maxtor 5400rpm IDE | Seagate 7200rpm SATA |
FTPの転送速度
測定環境はクライアントPCとサーバをLANケーブルで直結しました。
FTPクライアントはFFFTP、サーバは双方ともただのFTPDです。
転送ファイルは699MBの物を使います。
では、結果発表。
| Armadillo-9 | 玄箱 | |
| クライアント→サーバ | 234秒 2.99MB/s | 131秒 5.34MB/s |
| サーバ→クライアント | 223秒 3.13MB/s | 66秒 10.59MB/s |
| RAMディスク* クライアント→サーバ | 5秒 4.82MB/s | ― |
| RAMディスク* サーバ→クライアント | 4秒 6.02MB/s | ― |
RAMディスク*=24MBのファイル転送
玄箱は申し分なくイーサネットの能力を発揮してます。
100BASE-TX/10BASE-Tでなければまだまだいけますって感じです。
そんなの欲しい人は玄箱HGか白箱(GLAN Tank)です。
Armadillo-9はイーサネットの能力をあまり発揮してません。
Microdriveに問題があるかと思いRAMディスクにファイルを転送した結果、6MB/s~5MB/s位のスコアをたたき出しました。
これを見る限りCF~イーサネット間がボトルネックになっているようです。
IDEでHDDを接続した場合でも転送速度が上がると思われます。
CPUの処理能力
wget-1.9.1(ダウンロードツール)をmakeしたときの時間を計りました。
開発環境はArmadillo-9 gcc3.3、玄箱がgcc2.9です。
はい結果。
| Armadillo-9 | 玄箱 | PC(VineLinux) | |
| makeの所要時間 | 183秒 | 148秒 | 8秒 |
Armadillo-9と玄箱は似たり寄ったりです。ついでにPCの場合はダントツです。(あたりまえ)
玄箱の場合はNASとしての能力は十分といえるでしょう。(人によっては遅い)
Armadillo-9も玄箱には及ばなかったものの、省エネ、省スペースでよく頑張ったと思います。
投稿者 chihansen : 2006年03月16日 17:22